TEDxSeeds

期待以上のすばらしさでした。
TEDxSeeds
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第一回のTEDxSeedsに参加できたこと、ささやかながらもお手伝いができたことがとても嬉しかったです。


一日中、多岐に渡ったエッジのきいた話をに身を浸して、自分の心の奥深いところに火をつけてもらえた感じがしました。情熱というのは、伝播するものなのだなということを感じた一日。


talkの中で特に印象に残ったのは、清水ハン栄治さんの活動。
biographicnovel.com
30代半ばでこれから何をやっていくか考えたときに、出版社出身ということで本の作り方は知っていたと。自分がやりたい事(偉人たちの伝記を漫画にする)と自分ができる事(本をつくる)とを重ねて、他者の力を借りて実現するという実例として、すばらしい行動力だなと思いました。これからの生き方、働き方の可能性を気づかせてもらえたと思います。
現在つくられているという「Happiness」という映画も、僕が感じている問題意識と重なるところが多くて、公開が楽しみです。



そしてこの日一番の衝撃だったのは石黒浩先生。
本当に「未来だ・・・」と度肝を抜かれつつも、笑いがたくさん盛り込まれたtalkでした。攻殻機動隊で描かれていた世界が、ここまで現実になったのかということに、心底驚きました。
ラッキーなことに、夜の Art night で直接お話をさせて頂く機会がありましたが、鳥肌が立ちまくりでした。僕は大学一年生の時に「脱身体化」に興味を持って、以降ずっとそちら関係のことを模索していたのですが話し合える人もおらず、最近では考えるのをやめていたのですが、石黒先生はまさに脱身体化を世界で唯一実体験として理解され、深く考えられている方なので、お話は本当に刺激的でした。
「本を読め、深く考えろ、言葉を大切にしろ」と何度も言われていました。心に刻もうと思います。


石黒先生との会話は短時間でしたが、僕が10年前から考えていたことに対しての新しい知見をたくさん与えてくれて、ハンマーで殴られたかのような衝撃を受けっぱなしでした。たくさん書き残しておきたいですが、別の機会にまとめようと思います。

ロボットとは何か――人の心を映す鏡  (講談社現代新書)

ロボットとは何か――人の心を映す鏡 (講談社現代新書)


サイエンスとアートの境界がなくなる、、、本当に新しい時代が始まっているんだと感じました。
今まで消してきた心の奥に、小さな火がポっとついた気がしました。
TEDというミームマシンのおかげです(^-^)