FMEA

仕事が少し落ち着いてきたので、今日は自腹でセミナーに行ってきた。
これから仕事として関係してくることになりそうな、FMEA について。
FMEA/FTA/なぜなぜ分析/セミナー(客観説TQM)


FMEA については不勉強な状態でしたが、とてもよく分かる内容だった。
自分はシステム開発という現場の人間なので、製品設計や製造ラインについてのお話を頭の中で変換しながら聞いていたのだけど、これは使えそうだなぁと。
現場で鍛えられて使える形になってきた理論なんだなぁという感想。



講義の最初に結構時間を取って言葉の説明がありましたが、こういった概念的なツールを扱う上で「言葉」は非常に大事だということも、実感を持って納得できた。
日頃バグ管理とかをする際に、不具合の分類についてはよく議論になるし、それが如何にスムーズに行くか(分類をする人に依らずに正確に分類できるような分類名になっているか)は、日常的に対峙している課題。


FMEAを実践する上でまずは、「故障モード」「故障」といったあたりをシステム開発の言葉に置き換えるところを頑張っていけばいいかなと。



あとこの話は、そのまま問題解決手法セミナーとしても使えるなと。
MECEにロジックツリーをつくって、ツリーの各要素の KPI を達成できるように仮説思考で進める、みたいな理解でした。敢えてそれっぽく書いてしまえば。


本当に現場から時間をかけて磨いてきたやり方という感じがして、そういうものは本質的に似たものになってくるのかな、と。


とにかく実践してみようと思った。