スピードは参入障壁


今日も仕事だったのだが、休憩中にネットサーフィンをしていて
今 とってもほしかったサービスを発見。


あとで読む

あとで読む」は、ウェブウェブサイトをメールでブックマークする無料ツールです。
メールアドレスを入力すると、あなた専用のリンクをひとつ作成します。
作成されたリンクをブラウザに追加すると、
簡単にウェブサイトをブックマーク(メールで送信)することができます。


読み逃し防止に特化した点が、「はてブ」との差異か。


実はここ数週間ほど、
ちょっとしたケータイブラウザを自分でつくってみようかと考えていた。
i-appli なら Javaなので、何とかなりそうだし。


目的は、この「あとで読む」のような仕組みで、
ケータイにHTMLを送って、それを読むという、
用はパケット代を節約しつつケータイでネットを見たいなというもの。


この「あとで読む」を見つけたときにもショックを受けたが、
数時間後に、もっとショックを受けた。


それがこちら。


けいどく

■『携読(けいどく)』って何?
『携読(けいどく)』は、Bookmarkletをクリックするだけで、
今見ているページを携帯向けに変換したアドレスを、
アナタの携帯のメールアドレスにお送りします。
記事を読みたいんだけど時間が無い、ちょっとしたスキマ時間に記事を読みたい、
などなどの時にちょっと便利なサービスです。


唖然。
素晴らしすぎる。
というか思い描いていたものが、すでにできている。。。



これを見つけてしばし orz となっていたが、それでふと思ったこと。


チープ革命時代の参入障壁の一つに、スピードがあるなということ。


チープ革命ということで、ライトウェイトなWebサービスがバンバンできている。
今回の僕のように、
「あ、こんなサービスあったらいいな」と思ったら、
時間さえ費やせば、たいていのことは個人レベルで実現可能な世の中だ。


ということで、ライトウェイトなサービスはこれからも増えていくだろうと思う一方、
今回の僕のように、
「あ、こんなの思いついた!」
という頃には、もうすでに誰かがつくっていることも増えるということだ。


企業ならまだしも、個人レベルでなんらかの新しいサービスをつくる時って、
原動力はほぼ100%モチベーションだろう。
「あ、もうあるんだ。。。」
という事実は、モチベーションを著しく下げる。


そういう意味で、
チープ革命時代にサービスを短期間で立ち上げるということは
一つ大きな参入障壁になるのだなぁと思う。
もちろん、イニシャルユーザーを取り込めるという利点もあるだろうが。
(※ライトウェイトなサービスほど、
実はそれを運用するための高度な技術こそが
一番の参入障壁だという話は今回はおいておいて。)



追伸
ただ、これらのサービスを眺めていて、
JavaScriptは面白いなと思った。
はてブ」もそうだが、
JavaScriptをお気に入り登録することで)ブラウザからワンクリックで
情報を成形して、アップできる、という技術はこれからもっと頻繁に使えるなと思う。


JavaScriptPHPAJAXJavaScriptとも言えるが)
やっぱり今はこの辺がアツイ分野なのだなぁ。
まったくの素人なので、まったくの素人的な観測・意見ですが。