チーム開発


ワールドカップムード一色の中、1年位前に考えていたことを思い出した。


ソフトウェアのチーム開発というのは、
サッカーチームと一緒だな、ということ
(サッカーに限らなくてもいいが、チームスポーツということ)。


最近、そのチームの監督(兼選手だが…)になってみて
やはりそうだったと実感できるようになった。


メンバー(プログラマ)には、それぞれ能力差があり、個性がある。
それぞれの局面(仕様、課題、納期)をどう打開するかは、
各人にゆだねるしかない。
監督は戦術を事前に説明することができるが、
実際の試合中の判断は選手に委ねるしかないのだ。


なので、日頃の練習がとても重要。
チームがまとまった成果を出すには、チームの中での自分の役割の認識と
戦術の徹底が必要なのだが、外注部隊を使う場合には、そんな猶予はない。


(幸い個々の能力が高い方々なので)さながら代表監督という気分。
与えられた期間でチームをまとめないといけない。


彼らのやる気を引き出すこともとても重要な条件だ
(ソフト開発の成果は、個人の能力と各人のモチベーションに大きく拠る、
というところが重要な特徴だと思う)。



と、考えてやっていると
(気疲れするけど)この仕事はなかなか面白い。
サカつく」(だったかな?サッカーチームの監督になるゲーム。やったことないけど)
をやっている気分。
自分には「ベストプレープロ野球」とかの方がしっくり来るかな。古いけど。。