家庭(過程)

最近、友人の結婚式が多い。
昨日もそうだったが、年内はあと最低でも4回あるのだ。


その中の1つの結婚式の二次会で流す、
生い立ちの写真を並べたスライドショー作成を頼まれた。
実家からスキャナを届けてもらい、
友人の奥様になる人から送られてきた写真を順番にスキャナで取り込む作業をしていた。



今日やったのは奥様の分。
これまで2回会ったことがあるだけの方なので、彼女に関する基礎情報はほとんどない。
それが、ご両親の新婚家庭当時の写真から姉妹の誕生、成長を順に眺めていると
意味もなく感無量になってしまった。


とくに、親御さんの新婚時代の写真と、
このたびの結納の時の親御さんとを見比べると、
その顔にイロイロな人生の重みを感じてしまったのだ。
とても娘さんをかわいがったであろう雰囲気が伝わってきていたので、
なんか勝手に心境を妄想してみたりしてしまう。


知らない人だから、冷静に眺められたせいなのかもしれないが、
どの家庭にも、どんな人にもドラマがあって、
その連続した延長線上に今があるんだな、ということ。
それは自分も、自分の両親も、自分が家庭を持った場合も同じということ。


連続する今を充実させ続けて、
後から振り返って微笑めるように生きていこうと思う。