mife があればすぐに載っていたであろうことをせっかくなのでもうひとつ。


先月、自由が丘を散歩していてみつけたお店。

Art-Meter


「絵の計り売り」という発想が、とっても素敵だなと思った。
そういえば、絵の値段ってどうやって決まってたんだろう。


なんとなく、画商の人が決めているのか。
そういうはっきりとした基準のないところに、
(単位面積あたり価格は結局なんらかの主観でと決めるしかないだろうが)
「面積」という一つの軸を取り入れた発想が楽しい。


作品もそんな有名作家のものではないけれど、
かわいいものが数千円レベルで買えたりするので、普通の人でも手が届く。
そう、普通の人と、アートの世界をつなげてくれようとしているのだ。


これからはデザインの時代!
量より質の時代!
なんて言葉が騒がれるようになって、長いけど、
「日常生活にアート」って、外国に比べて日本は圧倒的に少ないんじゃないだろうか。


美術品は目玉が飛び出るくらい高い。
美術品は大家のセンセーのものじゃないとね。。。
という固定概念が日本には結構根強くあるんじゃないだろうか。
すくなくとも僕はそうです。


でも、NYのお土産で絵をもらって、
せっかくだからと思って東急ハンズで額縁を買ってきて、
部屋に絵を飾ってみてから、「日常生活にアート」ってありだな、って思うようになった。


ちょびっと豊かな気分になれる。気がする。
将来お金持ちになったら、和室をつくって床の間に掛け軸とか飾りたいとか本気で思うし。


「誰が書いたか」よりも「本物」ということが、
結構 でかいのかもしれないなーと。特にまだ「美」なんてよく分からないし。
でも、やっぱり「本物」は、なんとなく違う気がうするんだよな。



そんなわけで、Art-Meterは「本物」を買うことが出来るマーケットプレイスとして
今後とも要注目。この日は欲しい絵がなかったけど、また行ってみよう。


店内では、絵がハンガーにかけられて服のように売られている。


外観もかわいい