Web2.0的社会に期待していること(1)
今日はいきなりこのブログの結論。
僕がWeb2.0的な世界に期待している最終形は、
インターネットを介して相互作用をすることが可能になった
世界中の何億もの人間の脳(思考)が創発を起こし、
新しい次元のなにものかが生まれること。
この5年間ほど、インターネットを体感して以来ずっと
その日がくると思い、考えている。
とてもSF的な話なのだが。
とりあえずネタの取っ掛かりという意味も込めて、
今日からしばらくはこの結論に至るまでの考えを述べていこうと思う。
その過程で、僕が興味を持っているミームや複雑系・カオス、自己組織化
といった概念、学問分野のことを改めて勉強していきたいと思う。
さしあたってまずは用語解説。
部分の性質の単純な総和にとどまらない性質が、
部分が組織化することによって発生すること。
局所的な複数の相互作用がさらに相互作用しあうことで、
そうした局所的な相互作用や個別の要素の振る舞いを
大域的に規制するようなシステムが構成されること。
はてなダイアリーより
これは複雑系の用語。
脳神経の集合体から意識の萌芽が生まれるには、
この創発という現象が必要なように思う。
この創発という現象について、
もう少し僕の覚えていること、思うことを書いていこうと思う。