顔色をうかがう
昨日は退社することになった先輩の送別会があった。
そこに去年 転職していたうちの部署のカリスマ的なリーダーの方が来て
久しぶりにお話をした。
仕事のアドバイスをしてくれたのだが、
その中で印象に残った一言は、
「人の顔色をうかがえ」
ということ。
「顔色をうかがう」というのは、言葉としてはあまりよくない響きだが
「人の考えていることは顔に出るので、それを毎日観察する」ということだった。
部下も、上司も。
そうすれば、こいつ最近モチベーションが下がり始めたな
というのにすぐに気づける。
上司や社長が何を考えているか、ということも察しておくべきだ。
そういえば、この方は本当に人の心をつかむのがうまいのだ。
僕がこの部署に入ったのも、この人の演説を聞いてだし。
うちの部署は個性がつよいというか、
「上からの命令だから」というだけでは絶対動かないような人が多い部署だが、
「この人のためなら」、とみんな仕事をしていた。
なぜこの人はこんなに人(の心)を動かせるのだろうなぁ、
と思っていたのだが、日々の観察がコツなのかもしれない。
科学と一緒だなぁ、と思った。