コントロール(2)
今、上のエントリーを書き終わってシャワーを浴びている時にふと思いついた。
コントロールすることでうまくいっている実例。
最近の電機メーカーがそうだと思う。
デジカメだったり、ケータイだったりだ。
デジカメやケータイの価格をコントロールしているのが、
最近やっとメーカーに移った(戻った)と思うのだ。
先日、待望の SO902i を買った。
(SO902iについてはまた書こうと思う。ホント、待ったし。(でも満足!))
最近のケータイは3万円くらいする。
これは結構な買い物だ。
「ちょっと待ったらまたガクッと値下がりするかなぁ」
ケータイを買うのは3年ぶりな僕は、
当時、数ヶ月から半年型落ちのケータイは、
すぐに1円とかになっているという感覚を思い出し、
ショーケースの隣に並んでいた、数ヶ月前に出ていた他メーカーの902iシリーズを見たのだ。
みんな、高い。
最近はあまり値下がらないのね。。
そこで、思い出した。
以前に、デジカメでも同じような思いをした事がある。
最近、こういうデジタル機器は値下がる前に販売(生産)をやめてしまい、
また次の新機種を出してくるのだ。
そのため、継続的なイノベーション(新製品開発)は必要だが、
以前のように値崩れによる利益率の低下を防いでいる。
これは、メーカーが商品価格をコントロールしているうまいやり方だ。
それ以前は、消費者が商品価格をコントロールしていたように思う。
メーカーは、その時の精一杯のいいものを作って市場に出せば高く売れると思っている。
⇒デジタル機器に飛びつく消費者のほとんどは、
ハイエンドな機能の差などわからないから、
大体がデザインか価格で購入する商品を決める。
⇒結果、デザイン性を追求したものと安いものが売れるようになり、
メーカーの経営は圧迫していた、
ように思っていたのだ。
この、少量生産による価格のコントロール力は、
今のところうまくはたらいているのではないだろうか。
・・・と、検証してみようと思ってグラフをつくってみた。
デジカメの売り上げ推移
カメラ映像機器工業会のデータを参考
ちょっとした感触なので、
毎年1月の国内デジカメ出荷台数と金額の推移をグラフにしてみた。
あたってない・・・。
ブームが過ぎて、(皆がデジカメ持ってしまって)
出荷台数が頭打ちになっている。
それに伴って売り上げも落ちているのは、高級志向な製品があまり売れていないということか。
例が悪かったかな。。。
ケータイでやってみようかな、、、次は。