ブログ力
今日は大学時代の友達と久しぶりに会って、焼肉に行った。
もともとお手本になるような生き方をしている人というのもあるが、
なんとなく、今このタイミングで話すことが重要な気がしていたので
多少、仕事のやりくりをして、会った。
収穫は色々あったが、
今はブログの威力を初体験したことについて書いておくことにする。
今日 会うにあたって、
彼は僕の書いてきたこれまでのエントリーを一通り読んできてくれていた。
そうすると、話が早いのだ。
僕が普段考えているけれど、説明が長々となってしまって相手の興味を失ってしまうため
結局話題に出来ないような話が、
「あぁ、それはブログに書いてあった話ね。
それに関して俺はこう思うよ。」
ということで、前提を共有した上で純粋な議論ができる。
梅田さんのウェブ進化論の公開トークイベントを
ポッドキャストで聞いた際に、橋本大也さんが、
「会うのは2回目だけど、ブログのやり取りがあるから旧知の感じがする」
というようなことを言っていたけど、そういう感じをついに実感できた。
ブログの威力を(小さいながらも)初めて実感できた。
それと同時に、自分への課題として思ったのは、
自分がこのブログのメインテーマとしているミームについて、
もっとしっかり、簡潔に説明できるようになっておかなければいけないなということ。
まだ自分の中でミームの定義が固まっていないのもある。
復習もかねて、ミームの定義を。
- 作者: リチャードブロディ,Richard Brodie,森弘之
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リチャード・ブロディ(MS Wordの開発者)が採用しているミームの定義は
提唱者のリチャード・ドーキンスが用いた定義。
ミームの定義
ミームとは心の中の情報の単位であり、
その複製が他の心の中にも作られるようにさまざまなできごとに影響を及ぼしてゆく。
以外にも、諸説あるので自分の整理のためにも紹介する。
(出典はすべてブロディの「ミーム」)
認知学者・哲学者のダニエル・デネットによれば、
ミームの認知学的定義
ミームは一つの考えである。
しかも、それ自身が形を作り上げ、記憶に残る個別の単位となるような
複雑なある種の考えを指す。
そしてミームの物理的表れである媒介物によって広まってゆく。
心理学者のヘンリー・プロトキンによる定義は、
最後にもう一度ドーキンスの生物学的定義(ドーキンスは本来 理論生物学者です)
どれも一理ある。
だが、どれもその一言で、ミームに関して何も知らない人を説得するに充分でない。
自分なりの定義を決める必要がある。