蒼天航路

蒼天航路(6) (講談社漫画文庫)

蒼天航路(6) (講談社漫画文庫)

モーニングで連載が始まった当時はよく読んでいたのだけど、
ずいぶん長いこと読んでいなかった。
ちょっと前にモーニングで最終回を読んで、いつか全巻読もうと思っていたら
文庫本になっていたので、集め始めてしまった。


とりあえず今 3巻。
曹操孫堅、夏侯淳など、魅力溢れる人物描写が好きだ。
時々前衛アートっぽく崩れていく絵もよい。


小学校の頃、図書館に入り浸って古代中国の本を読み漁っていた頃は、
それを読んでいる時に、言葉では上手く言い表せないのだけれど、独特な空気感に浸れるから。
中国の古代の竹林にいるような感覚。
あの感覚がとても好きだった。


蒼天航路はもっと烈しいので、静かな竹林という空気ではないが、
その世界の中には入っていける。
野望を抱く猛獣たちがうようよいる世界。そんな空気感が好きだ。



当時、始皇帝を描いたこれも好きだったのだが、
こちらは続かなかったのかな・・・?

始皇(シーファン) (1) (モーニングKCDX (1256))

始皇(シーファン) (1) (モーニングKCDX (1256))