基本が大事


今日は毎年恒例の、高校バスケ部麻雀大会。
朝9時から20時ごろまで、ぶっ通しで麻雀。


結果は、数年ぶりに好成績だった。
麻雀はギャンブルなので、うまくいくいかないは所詮 運なのだけども、
今日は「ミスをしない」ということを第一目標において打った。


結果的に、それが良かったのかなと、少し思う。
「ミスをしない」というのは、要は捨て牌の選択が論理的に最善であることであったり、
テンパイ時にダマでいくか即リーするかとか
その程度のレベルの話だけど、「ミスをしない」ということが「基本を守る」ことだからかなと思ったからだ。


最近、仕事にせよ何にせよ「基本が大事」ということを、いつも痛感する。
でも、「基本がしっかりしている」ってどういうことなのか、
具体的にどうすればいいのかということが、いつも分からなかった。


ちょうど最近、会社の新人研修でJAVAを教えていて、
「基本をしっかり」って自分で言っていながら、具体的にじゃあ何ができればよいのか、
何を持って「基本ができてるね」なんていえるのか、ということを考えていたのだ。


プログラムであれば基礎的なロジックがかけること、
文法がわかること、無駄なループをまわしすぎないこと、
(例えば)開いたストリームはちゃんとクローズすること。。。?


バスケットであれば、自分に足りなかった「基本」ってなんだろうか。
フリーのレイアップをはずさない、近距離シュートをはずさない、キャッチミス、パスミスをしない、、、


で、今朝 卓についたときに思いついたのが、
「基本ができているというのはミスをしないことだ」ということだったのだ。


バスケもプログラムも仕事もなんでも、
最低限おぼえなくてはいけないことがいくつかある。
で、覚えるだけであれば、みんなできることだけども、実際には個人差がある。
その評価は、要はある決まりごとを実現できるかどうかでしか図れない。
いくらやろうという意思があっても、それが実現、表現されなければ意味がない。


何をもって実現できたかといえば、
(アウトプットは決まっているので)独創性ではなく、予期されたことが確実に実現されること
ということになる。つまり、減点方式なのだ。


減点方式、「〜をしない」というのは、なんとなく消極的なイメージがして、
あまり好きではなかったのだが、これまで自分の人生、その辺がいけなかったのかなと。
独創性は、(まずは)その実現過程において発揮するべきで、
実現結果に、最初からオリジナリティをむやみに追加する必要はない。
まずは期待される結果を出す必要があるのだ。


で、そう考えると自分にとっては「ミスをしない」と意識することが一番しっくりきたのだ。


この考え方自体が当たり前な「基本」なのかもしれないけど、
自分にとってはちょっとした発見だったので。


他のコトにも、展開してみよう。