デジカメとか

グーグルと松下が提携


少し前になるが、このニュースを見て思ったこと。
これは android 結構 気合いはいってるなと。


家電分野にグーグルが出て行くというのはちょっと意外だったけど、
要はウェブにつながるインターフェースを
広げていくということですね、これからは。



そうすると、GooglePhone をつくらないで android という
ソフト的なプラットフォームを出していくということが理解できたような。
Google Earth, Picasa, YouTube あたりのエンターテイメント分野は
確かにリビング家電と親和性が高い。
アップルが iTunes という統合ソフトウェアを軸に
リビングへ展開していくのに対して、
Google はこれら一連のサービス、ソフトで展開していって、
最終的には android というプラットフォームを
展開させていくという図式になるのかなと。



僕が今のところ欲しいなと思うのは、無線LANつきのデジカメ。
こんなのあったらいいなと思って調べてみたら、
結構 発売されてるんですね、無線LANつき。
でも、(自分が感じるに)全然普及してない。



これってやっぱりソフト的に便利じゃないからなのかなぁ。
今のSDカードやらを介して
パソコンに転送する手間を無線LANで省いてあげるよ、
というアプローチでは不足ということ。そんな魅力的じゃないと。


でも、Picasa 連携とかしてとった側から
Picasaウェブアルバムにアップロードできますよ、とか
さらには GPS もついてて、位置情報も含めてアップロードしちゃいますよ、
とかいうデジカメが出てきたら、
(そしてそれを実現するユーザーインターフェースがよければ)
一気に普及するのではないかなと。


僕は今のところウェブアルバムは「はてなフォトライフ」一本だけど、
それは「はてなダイアリー」のため。
それ以外にウェブアルバムをもつ必要性をあまり感じてないので。
Picasaウェブアルバムを使ってるユーザーの人なんかは、
Picasa連携つきデジカメなんか魅力的なんじゃないかなと。



こうやって考えていると、デジタル機器はもう性能過多で
これ以上 売れないんじゃないかなというところに、
ウェブサービスを使いやすくする」
という新しい機能がこれからは注目されるかなと。




その点、mife は自分のライフログ的な日記として愛用してますが。
ケータイ連動型のサービスというのは、
逆にもっと取り込み口を広げていくことになりますね。


テレビからだったり、カメラからだったり、もちろんパソコンからだったり。
そういうどんな機器からも同じように情報を取り込めるようなサービスが
これからは必要なんでしょう。


最近はライトウェイト言語全盛な時代ですが、
やっぱりケータイブラウザからインターネットを扱うのはまだ不便で
(ものすごく改善されてきたとは思いますが)、
やっぱり i-phone のようなゴッツイ組込み系でサクサク操作できないと。


ってすると、android はやっぱりこれから期待大なのでしょうね、と思うのです。

つづく