インディペンデント

最近 私生活的に落ち着いたので、最近 止めていた好きな本買いを開放。15冊くらい買ったか。。。
Amazonおそるべし。

最初に読んだのは勝間和代さんの本。
とても読みやすい。出勤中の30分間で読み終えられた。
でもすぐ読めたからといって中身が薄いというわけではない。わかりやすいのですね。僕自身が勝間本をほとんど読んでいて、それに慣れてきているというのもあるのかもしれないけど。


本書は女性向けに、インディ(自立した女性)になろう。というコンセプトで書かれているけど、男性が読んでもそのまま使えるように思う。少なくとも僕はそう感じた。
印象に残ったのは、

  • パートナーと高め合う
  • がんばりすぎない
  • 自分にばかり悪いことが起こっているとは思わない

という辺り。(本を貸してしまって今 手元にないので正確じゃないけど。)
「Giveの5乗」という、「10倍〜」シリーズで見た言葉も、この頃から使われていた。
ちなみにこのGive5乗は、本当に効果的だと思う。これは、とにかく自分から他人に情報をGive&Give&Give&Give&Giveということなのだけど、他人に伝えられるような情報を喋れるにはそれなりなインプットが必要になるので、普段の情報収集に「誰かに話してあげよう」という目的が追加されることになる。これが学習効果を高める効果もあるのだろうと思う。
ちなみに僕はパートナーに恵まれてると思う。最近は色々と経済情報なんかの話をGive5乗してくれるので、とても助かってます。高め合うことができるように、こっちも頑張ろうという気分になるので、いいフィードバックになっているかな、と。ちょうど勝間和代さんや渡辺千賀さんの(女性限定)セミナーに行くとのことなので、その話も楽しみにしています。


書評に戻ると、本書を読んで「やはり」と思ったのは、働くことの一つの目標を「自立」とすること。ここで言う自立は、組織(会社)からの自立。どんな会社に属しているのではなく、自分個人として仕事をさせてもらえるようになる、というのがやはり目標だなと。著者のキャリアはありえないくらいすごいけど、今現在の本人がすごいからこうやって本も売れていたり仕事もできているわけで。そういうなりたい自分になるということが大事で、そのための道筋を、梅田望夫さんを初めとした色々な方が示してくれている。そのメッセージには共通項があるように思っていて、それは、やることを決めて集中すること。「やらないことを決める」であったり、「残業をしない」であったり、色々な表現がされているけど、最後はそこに帰着するのかな、と思う。


で、何をやるべきなのだろう、という自分探しをする必要はなくって、今の仕事を全力でやっているうちにそれは見えてくるというようにも思う。ので、やりたいことはすごくたくさんあるのだけど(FlashとかAndroidとか)、やらないことを決めて、やることを集中的にやっていこう。という当たり前な結論。だけど当たり前でシンプルな言葉ほど、力強いものです。

ウェブ時代 5つの定理―この言葉が未来を切り開く!

ウェブ時代 5つの定理―この言葉が未来を切り開く!

2回ほど読み返しましたが、まだ書評できず。パワーや栄養はもらったけど、自分の言葉に変換できる程まだ咀嚼しきれてない感があるので。。