必要は実行の母

うちの Linux (Debian 2.6.26))で、無線LAN ができるようになった。


無線LAN の受信子機デバイスは、WLI-U2-KG54L。

BUFFALO USB2.0ポート用 11g無線LANアダプタ WLI-U2-KG54L

BUFFALO USB2.0ポート用 11g無線LANアダプタ WLI-U2-KG54L

結構前に買って、放置されていたのだけど、そういえばこれ使えるかも!と思って早速挿してみた。


無反応。
オフィシャルページとか調べてみると、対応 OS は Windows のみとのこと。
がーん。


あきらめきれなかったので、もう少し調べてみたところ、Linux でもオープンソースとかで公開されているドライバをインストールしたりすれば、 Windows 対応のものも使えるようになるらしい。


ということで、できました。
こちらのサイトがピンポイントで、完璧な解説をしてくださっていたのでサクッといけました。(作業してたのは4、5時間くらいかな。。。)

http://anabuki.dip.jp/tips/zd1211rw.html

でも、自分はそもそも
make ってよく聞くけどやったことない。
grub???
apt-get が最高の知識
という超初心者レベルだったので、多少はまりました。


それはこちらで解決。
http://www.wildtree.jp/~araki/modules/bluesbb/thread.php?top=18&thr=40&sty=1&num=l50
なんかよくわからないけど、カーネルコンパイルまでして、なんかよくわからないけど、とりあえず動くようになった。


こういう記録が残っているのは、本当にありがたいことです。
助かりました。


学びとしては、

  • 必要は実行の母

無線LAN使いたい!という切羽詰まった欲求がなければ、たぶん途中の3回目くらいの挫折であきらめてたなと。やはり、自分が行動をせざるをえない状況をつくるというのが、とても大事だなと。

  • Linuxコミュニティはやさしい(やさしそう)

やっぱり自分のように何もわからないけど、とりあえずやってみた→ハマッテテ困ってます。
という人がいて、それを皆がやさしく教えている。
Windows 触りだした12年前を思い出しました。
皆似たようなところではまるのですね。。

  • 有料OSはなぜ有料なのか

これは今回痛感しましたね。。。
ドライバ動かすのひとつにも、大分いろいろな知識がいって、手間暇かかって。。

知識×手間暇(時間)=ソフトウェア料金(価値)

という図式がしっかりと実感できました。
この「知識」の値段はかぎりなくゼロに近付いてますが、情報収集含めての手間暇(作業時間)の値段は、下がらない。むしろ高くなってきてるかな。

この方程式は、当り前なことだけど結構いろいろ考える基準になりそう。