仕事についてのまとめ

http://d.hatena.ne.jp/aureliano/20100114/1263451331

これを読んでいていろいろと考えさせられ、自分の中の「仕事」感がまとまった気がしたのでまとめ。


基本骨子は

  • 得意なことをしよう
  • 好きなことを対象にしよう
  • 人に喜ばれることを目標にしよう

ということ。

得意なことをしよう

好きを仕事にする、よく言われます。
でも好きなことを仕事にするって、いざやってみようとするとすごく難しいと思う。それに、「好きなこと」ってだいたいの人が華やかなことで(スターとかクリエイターとか)、結構才能に依存することのような気がする。僕は「才能」によって越えられない壁はある程度は存在すると考えているので、それをふまえた上で好きを貫くのは結構リスクがあるなと思っている。
一方、得意なことというのは「自分としてはそんなに努力したり頑張ったりしてないつもりでも、比較的成果が出せてしまうこと」だと思う。もしこういうことを見つけられると、そんなに無理もしなくていいし、割と成果も出るので自信もつく。その結果、それが「好きなこと」になっていくという側面もある。
つまり、得意なことというのは「行為」のこと。考えるのが得意、プログラミングが得意、しゃべるのが得意、交渉が得意、、、なんらか自分の得意な「行為」を見つけること。
Strength Finder とかやってみてもいいかもしれない。業種ではなくて、職種よりももっとこまかい、特技を見つける感じ。

好きなことを対象にしよう

その特技を活かして、自分の好きな分野に飛び込めばいいと思う。たしか「ウェブ時代を行く」だったとおもうのだけど、「サッカーが大好きな人がサッカー選手になれなかったからといって、そこで終わりではない。サッカークラブ経営者になってもいいし、サッカー記者になってもいい。その対象と関与する未知はたくさんある。」というような文章があった。これは僕にとっては本当に衝撃的な文章で、それ以来たびたび思い出す。
このレイヤーで「好き」を追求すればいいのだ。それに絡めるために、自分の特技を磨くことを考えるのだ。

人を喜ばせることを目標にしよう

それなりに得意なことがあって、自分が好きな業界/分野で仕事ができるようになったとする。これは充分にハッピーな状態だと思うが、そこで目標とすべきは自己満足ではなく誰か(お客さん)を喜ばせること。どんな優れた資質を持っていても、周りの誰にも理解されない天才には意味がないと思う。誰かを喜ばせられるようになって、初めて一人前になるし、継続的に仕事を続けられるようになる。




というのが、ここ数年考えている仕事のあるべき姿かな。それで価値基準は山登りは上っている時が一番幸せ


そんな風に生きるのが目標です。