記憶の外部化

Evernote が盛り上がっている

The workspace for your life’s work | Evernote
ソニーのVAIOやキヤノンの「DR-150」などが「Evernote」と連携 -INTERNET Watch

こういう記憶の外部化サービスというのは、僕のような物覚えが苦手な人間には歓迎すべきものですが、さらに Evernote は日本で有料ユーザーの数が多いとのこと。人気の秘密はなんなのか。

僕が思うのは、Evernote を好むユーザーは

• 収集癖がある
• 整理整頓（された状態）が好き。自分で掃除するのは好きじゃない
• 物の置き場に困っている

という共通項があるのではなかろうか。

収集癖、整理整頓（を勝手にしてもらうこと）は万国共通な性質だと思うが、「物の置き場に困っている」というのは日本ならではの悩みではないかなと思う。収集癖がある人などからすれば、日本の狭い住宅事情は大きな悩みの種だろう。

かくいう我が家も本を置くスペースがなく、読み終わった本は定期的にブックオフに売りにいっている。
デジカメとiPhoto,Picasaは家庭からアルバムを無くし、iPod と iTunes は家庭からCDを無くし、家庭用スキャナと Evernote は家からプリントや書類をなくそうとしている。最後の本丸 Kindle と Amazon が家庭から本をなくしてくれると、「メディア」のほとんどがデジタル化され、家庭からその実体を消す日も近いのかもしれない。
そして世界の中でその日を一番待ち望んでいるのは日本人なのだと思う。

※ どっちを買うか、考え中。。。

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