自己責任の時代
日本人が変わらないといけないと思った。
この朝生の動画を観ていて、7分30秒くらいから石川正純さんという方(石川迪夫さんではない方の若い方)が、「リスクと保障は分けて考えるべき」という話をされていた。
僕が理解した限りではこういうことかなと思う。
- 100ミリシーベルト以上の被爆はリスクがあることが科学的に分かっている。
- 100ミリシーベルト以下の被爆はリスクがあるかどうかは現時点では科学的には分かっていない。
- 科学的な実証がない以上、政府も誰も指標は出せない。
- その中で、どういう選択をするかは個々人がすべき。
- 判断に必要な情報は現在不足しているので、それは開示すべき。
僕は一番まっとうな意見だと思ったけれど、番組内では他の出演者が「それは無理だ」と言って流されてしまった(ように見えた)。
それが無理だというのは、「個人がリスクを考えて判断をする」ということが無理だということなんだろうか。今回の選択は間違えると数十年後の話とはいえ、生命にかかわるものだ。その責任を取れるのは政府しかいないということなんだろうか。
そんな責任だれだってとれないと思う。
でも、みな誰かのせいにしたいのだと思う。
みな責任をとりたくないのだと思う。
でも、それを自分たちで選択をしていかなくてはいけない。
そのために正しいと信じられる知識を得て、正しいと思える判断をして、その結果に対して自分が責任を取らなくてはいけない。子供に関しては親が責任を取らなくてはいけないことになるが、何十年後かに恨み言を言いたいと思った頃には無くなっているような政府に責任を預けるよりは、自分たちで道を決めたほうが僕はいいと思う。
このへんのお上意識がなくなれば、日本はいい方向に進んでいけると思っている。