RENT

ミュージカル「RENT」の映画版を観てきました。
http://www.movies.co.jp/rent/

screenshot


話の内容は知っていたけれども、やはり感動。
一番最初にながれるテーマソング「Seasons Of Love」
の歌の時点ですでに涙が出てきていたのですが。。


でも、この歌詞がとてもすばらしいなぁと。
リードタイムを短くするには?
という手段を提供するのが本業なので、
自分の仕事を含め、時間にはいつも追われている気がする。


もっと時間をうまくつかうには。
なんてことをよく考えている。

あぁ、もう27歳かぁ。
会社に入ってもう丸2年たったんだなぁ、とか
いつまで(何歳)にアクションを取らなきゃ、とか
そんなことをよく考えている身にとっては、この歌詞は心に響きます。


1年間は525600分。
そういう観点に立つと、この一瞬一瞬がすごいスピードで流れていく。


1年間を沈む夕日を数えた数で感じるようになったら、
笑った回数で数えるようになったら。
きっと身の回りの時間の流れは随分と変わるだろう。
日々流れていく普通の暮らしが、本当はこんなにも輝いているということに気づけるのだろう。



今読んでいるスーザン・ブラックモアの「ミームマシンと私」による定義では、
ミームとは「模倣」可能な単位である。

ミーム・マシーンとしての私〈上〉

ミーム・マシーンとしての私〈上〉


以前に、時間感覚のことを何度か書いてきたが
時間をどのように感じるのか、という考えかたも
時代時代に勢力を拡大するミームがある。


今の時代は、525600分と感じさせる(525600×60秒なのかもしれない)ミーム
強いのかもしれないが、人間にとって幸せなのは
ジョナサン・ラーソン(「RENT」の脚本家)の提唱したミームだと思う。


そんな風に生きていけるようにしていきたい。