あるべきウェブ社会のすがた
ITの発展はまだまだ続きそうだ。
これは、すごい。
Microsoft やるじゃん、と久々に思った。
8分程度なので、時間がある方はぜひ見てみてください。
多くの高度な要素技術を見事に統合して、新たなライフスタイルを予感させるように仕立て上げている。時間が足りなくて説明できなかった AR(拡張現実)の応用も、色々と想像がかきたてられる。こういうことができるんだったら、あれもできるかも、これもできるかもと想像力をかきたてられる。
こうした拡張現実やUStreamに代表されるライブ配信技術のヒットをみていると、ウェブ社会が進んでいる方向は、かつてセカンドライフが示した完全ヴァーチャルの世界ではなく、リアルとバーチャルの融合した世界になっていくように思えてくる。
こうやって技術がどんどん進んでワクワクさせられる一方で、IT化の発達は社会を、人間を幸せにしているんだろうか?どうすればいいんだろうか?という疑問を最近いだいている。
ちょうど読んだこの本が、とても明晰に現状を分析し、一筋の光を与えてくれた。
ネットとリアルのあいだ―生きるための情報学 (ちくまプリマー新書)
- 作者: 西垣通
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 2009/12
- メディア: 新書
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ARやライブストリーミングが伝える動画や音声は、言語的以上の情報を多く伝えてくれる。発展を止めたり逆流させたりすることはありえない今、ビジュアルコミュニケーションを初めとした五感に訴えるコミュニケーションへの発展は望ましいことだと思う。