デジタル時代のテンション

デジタル時代の狂気を感じるという側面もあった。
日本企業の苦しみを25年前から味わっていたアメリカ企業 - My Life After MIT Sloan


このエントリでの分析、特に

決して経営陣が技術を知らないバカなわけでも、技術者が使えないわけでもないのだ。
経営の舵取りを少し間違えただけで、これだけの技術と、研究者の努力が無駄になってしまう。
そして、大企業の組織を改変し、新しい技術に対応するように全体を変えていくのは、かくも難しいことなのだ。

というあたりは非常に同感できる。


違った観点から、このYoutubeの動画を見て感じたことは、Wind of Changing が吹きすさんでいる現代社会の狂気、切迫感といったあたりだ。英語をちゃんと聞き取れていないが、明らかに途中から彼の口調が、テンポが変わる。それは何かに追い立てられるようにどんどん速くなり、ついにはわれを忘れて、激昂した状態に陥る。。これが今のデジタル社会の中で迷っている人の精神状態を表しているように思った。


もちろん強調されているフィクションではあるが、技術革新と資本主義という2つの大きなプレッシャーに日々追い立てられているという気分はあまりいいものではないだろう。この動画については、もうちょっと考えてみたい。