ワーキングプア


さっきたまたまNHKの再放送を観たので、いろいろと考えさせられた。
昼に小飼弾さんのブログを読んでいたので。
結局自己責任が一番安上がり

彼らの笑いがある限り、日本のワーキングプアが同じ仕事で笑いを取り戻すのは不可能なのだ。
なにしろ、中国人たちやインド人たちは日本のワーキングプアたちが涙も出ないような月給に笑うのだ。

確かに、これでは勝負にならない。


ちょっと論点からずれるかもしれないけれど、
そんなに資本も持っていない身としては、ワーキングプアというのは対岸の火事とは思えない。


で、中国やインドの人たちと競争する世界になっていくであろう今、
自分はどうすればいいのか、と学生時代に結構 悩んで出した自分なりの答えは、
普通だけど、自己投資をすること。それにかけるお金をケチらないということ。


学生時代、院まで行かせてもらった(ことを強く意識していた)僕は、
高校、大学と極力お金を使わない子だった。
うちは普通の中流家庭だったけど、極力お金を使わないように、ハングリーになろうと意識してきた。


本にでてくるような偉い人たちは大体 極貧時代を過ごしているし、
そういう経験が自分を成長させるのに必要だと考えてきた。


たぶんそれは必要なことだったのだろうと思う面も多いのだが、
そうやって擬似的につくりだした環境では、
大学院に行ったくらいに、ふと、本当にそういう環境にいる人にはこれではきっと勝てないだろうなと思った。
まったくのイメージだけど、おそらく中国やインドの若者達はものすごくハングリーで、
お金はなくてもその分 かなりの情熱があって、時間という資産をかなり集中的に投資していると思う。
逆に裕福な家庭の人たちは、
お金を使って、最高レベルの教育を受けに行ったりしている。
極端な例だけど、この両方の人たちは、成功するんじゃないかと思う。



一方、日本の中流家庭の人。
生活に困らないくらいお金があるけど、スーパー金持ちではない普通の人たち。
特別な境遇にいるわけでもなく、割と普通に生活できちゃってる人たち。
この辺りの自分はどうすべきなのか。


出来ることは、今いる環境を最大限活かすこと、
使えるお金があるのだったらそれを使って自分に投資すること、
なのじゃないかな、今は考えている。
(勝間さんの本にもそれは書いてあった。)


逆に、そうしないと全世界で始まっている競争に追いついていけないと思うのだ。
(インターネットの世界では、情報の貧富の差がなくなっているので
 特に優位性というものも減ってきているのだけど。)



何に投資するのかが大事なことだけど、投資にも練習が必要だと思うし。
とにかく「自分に投資をする」という行動をとるということは、ここ数年間やってみて、わりといいことだなと思っている。
(10年前の自分に教えてあげたいが、今からその分も投資するのがいいのだろう。)