Second Life ツアー

Second Life ツアーに参加。


のはずだったのだが、結果的にはほとんど参加できずだった。。。


Second Life には、半年くらい前にサインアップして、
当時は少しウロウロしたりしていたのだけど、
うちの PC のスペックではキツイのと、「おもしろい場所」
というのもあまり知らなかったので、やらなくなっていた。
今回はちょうどいい機会だと思って申し込んだのだった。


久しぶりの Second Life なので、
歩き方くらいすんなりできないといかんな、ということで、
(日本時間で昼の12時集合だったので)午前中にログイン。
久しぶりにログインしたら、ソフトのバージョンが上がっていて日本語対応されていた。


歩いたり、アバターの見た目を調整したりして操作方法を思い出してきたので
最終的に Japan Resort というところへテレポート。日本人がいっぱいいる、星型の小さな島だった。



そうこうしているうちに集合時間になったので、指定された場所へテレポート。


・・・できない。
テレポート中に、失敗したので再度トライしろ的なメッセージが表示される。
あれ、と少し焦る。


何回やってもテレポートできず、
今回のツアーって、既知の人は一人もいないし、
テレポートできなかったら遅れていることすら伝えられないので、非常に焦る。


JTPA事務局でLingrを用意してくれているということが
メールにあったので、そちらで連絡。
以降、kennさんが親切に対応してくれました。(ありがとうございました。)
最低限、連絡はとれたので少しだけ安心。



それでも依然テレポートできない状態は変わらず、テンパッていると
周りの人(アバター)たちも、「検索できなくない?」というようなことを言っているのが
漏れ聞こえてきた。
自分だけではない、ということで、インフラ側の問題か?と考える。


そういえば Second Life は一箇所に50人までしか入れないって、
本に書いてあったなぁ。サーバがいっぱいなのか?などと考えていると、
SL Japan Stuffという名前のアバターを発見。
「テレポートできないのだけど?」と話しかけてみた。
しばらくやりとりをして、
どうやら予想通り、人が多すぎるためにサーバが対応できていない様子とのこと。
曰く「大人気SIMの弱点」らしい。


日本語で会話していたのだけど、途中、「relogって日本語で何て言う?」とか聞いてきたから
アメリカの人だったのか。
「テレポートはできないけど、人はたくさんいるのだから、ここで楽しみなさい。
人と知り合って、会話する。それが目的でしょう。」
的なことを言われて、
そうっちゃそうだけど問題は問題では?とか思いつつ、
やっぱりアメリカ人っぽいなぁと思う。


「待ち合わせをしていて、そこに行けなくって困っている」と伝えると、
「再ログインして、その時にホームに移動するようにすれば?」とアドバイス。
彼がログアウトすると(負荷を下げようとしてくれていたのかもしれない)、
会話を聞いていたのか、周りの数人も「僕もー」とかいって次々ログアウト。


いけるか?と思ったけどやはりテレポートはできず。
その後、再ログインしても、なぜか同じ場所に戻されてしまい、完全にあきらめモードに入る。
こまめに連続ログインとかしていると、一定時間(5分くらい?)ログインできなくなったりするし。
聞こえてくる波の音がとても空しかった。


集合時間から1時間半くらいすぎて、もっかいサインインすればいけるのでは、
ということに今更気づく。大急ぎでログインして、今度はテレポートもすんなりいけて、
最後の記念写真には、なんとなく間に合う。


その後も続いていたみたいですが、解散したと思ってログアウトしました。
せっかくの機会だったので、残念だったけど
(主催してくださった渡辺さん、申し訳ありませんでした)、
こういう「本気でどうにかせねば!」というトラブルに巻き込まれるとイロイロと学ぶように思うので、
まぁ、よかったかなと。。。
初の海外一人旅で、言葉が通じずに電車に乗れなかった、みたいな感覚。



今回 感じたSecond Life の感想は、
Second Life で自分から話しかけたのは初めてだったのだけど(「どうなってるの?」と何人かに話した)、
確かに会話とかしていると、不思議な感覚。
チャットや掲示板よりも、リアルのような、でもゲームのような不思議な感覚だった。
知らない人たちの会話とかを見ていると、ホントにゲームの中の町の人たちの会話みたいな感覚だし。


知り合いがある程度できたり、
(ゲーム内でも知らない人に話すのはテレがあるけど)
知らない人でも会話したりするのに慣れたら、楽しくなるかもしれない。
「SL Japan Stuff」の人が言っていたように、「会話をする」っていうのが
Second Life内の結構 大きな目的なのかなと思った。


バックパックで海外行った先の宿屋で知り合った外人と喋る方が、
通常の日本人と喋る時よりもオープンになっている(気がする)ので、
いつか外国人とかと話してみよう、と思った。


歴然と「時差」の壁があるけど。。。