お金


オーストラリアはエアーズロック(ウルル)に行ってきました。


旅行自体はとても楽しく(ハードでしたが)、
紀行談なんかは別の機会にして、
オーストラリアのお金について思ったことを。


成田空港でオーストラリアドルに両替をしたのだが、
紙幣を渡されてまず思ったこと。


「すごいカラフル。おもちゃみたい」ということ。
実物の写真はこちらが参考になるかと↓
オーストラリア通貨


お金というのは、それこそミームの最たるものだ。
お金自体には、本当は何の価値も無いから。


実際に価値がある「モノ」を、
交換するために皆が共通ルールと暗黙の認識をしているのが
「お金」という概念なのだから。


そういう視点から見ると、
お金をどういうデザインにしているかということは、
この概念としての「お金」の捉え方の微妙な差が表現されていて、面白い。


日本のお金の色って(ドルもそうだけど)、とても地味だ。
その辺になんとなく国民性を感じはしないか。


お金は労働の対価、血と汗の結晶と捉えるか、
もっていてウキウキするような楽しいもの、ととらえるか。


紙幣デザインが人間心理に与える影響は、絶対にあると思う。